Vintageアイテムに想いを馳せて。
80年代のスターリングシルバーのスプーンリングは、古着屋に寄ったらつい手が伸びてしまう。
細かな彫金技術、無駄にスターリングシルバー。
出回っているものはステンレス製が多い中、こいつは珍しいスターリングシルバーなのでつい買ってしまった。
撮影カメラはSIGMA dp QUATTORO
80年代 スプーンリング
古いスプーンを指輪になんてよく考えたものだ。
西洋の甲冑を彷彿とさせ、単体でも、他のスプーンリングなどと組み合わせてもバランスが取れてセンスを感じることができるだろう。
TiffanyやMartin Margielaなど、スプーンリングを製作しているブランドがあるが、ヴィンテージのノーブランド品となるとネットでは安く買えるので、ファッションのアクセントそしてオススメだ。
特にメルカリやフリマサイトが復旧したお陰で、趣味でスプーンリングを作ってくれている方たちがいるため、安価で購入できる可能性が高い。
ネット等で購入するには自分の指のサイズをしっかりと理解しておくことが必須となり、今後ネットショッピングを有効活用するならゲージリングの購入をオススメする。
個人的な印象とはなるが、90年代よりも80年代以前のスプーンリングはスターリングシルバーの率が高い。
ステンレスとスターリングシルバーとの違いは、目で見てもわかるくらい単純なものだ。
ステンレスのリングは私はオススメしない。
と言っても、スターリングシルバーと、ステンレスを組み合わせると随分と印象が違って見えるので、スプーンリングは単体よりも組み合わせて着用する方がいいだろう。
スターリングシルバーとは
シルバー925と同義語。
おおきに、ありがとう、くらいのイントネーションの違いで内容や意味は同じです。
ただステンレスとスターリングは全く違うので、ヴィンテージの定義が曖昧なので、ヴィンテージのスプーンリングを購入する際は注意が必要だ。
しかし、気にいって仕舞えば何の素材かなんて関係ないので一点物の可能性のあるヴィンテージアイテムは購入すべきと私は考えている。
何十年もの時を超えて、今、ビビッと来たなら、その後何十年と同じものとは出会えない可能性があるからだ。
スプーンリングだけでなく、フォーク、ナイフ、など、様々な種類の銀食器が指輪とし改めて命を吹き込まれサスティナブルなアイテムであると感じる。
シンプルな見た目ではあるが、細かい彫金技術と、スプーンを一周させることで生まれる立体感が注目を浴びる。
あの人は、何の指輪をつけてるんだろう?そんな疑問を浮かべさせるデザインとなっている。
Twilight Community Silverware
その刻印はスターリングを意味する
ティースプーンの肢の部分。
私が所有している、スプーンリングとTiffanyのバターナイフリングの相性は完璧で手を雰囲気づける。
クロムハーツのような重厚感を感じるアクセサリーも好きだが、チープな印象のリングを組み合わせて着用するのも大好きだ。
Tiffany Butter Knife Ring
ティファニーのバターナイフバングルは有名ではあるが、私はリングの方が好きだ。
バングルならバターナイフ丸出しだが、リングにしてしまうと何なのかわからなくなるから面白みが手にプラスされる。
どの角度からパッと見ても原型がバターナイフとは思わないだろう。
全てヴィンテージで素材もスターリングで銀食器なので手に統一感が生まれ違和感を感じずじっくりと馴染む。
ハードな印象のファッションでも違和感がなく、幅広く対応できるヴィンテージのスプーンリングにはコーディネートの幅が広がり本当に助かっている。
SIGMA dp3 QUATTRO
モノクロを撮らせたらLEICAを超える勢いを感じさせてくれるコンデジカメラ。
グレーから黒の間の名も無き色を拾うことで深みのあるモノクロを再現する。
その上、明暗もハッキリしているため、写真の中に立体感が生まれ、時には肉眼をも超える。
今回の記事では、モノクロの設定で撮影し、スマホでシャドウ、シャープ、を少し触っただけ。
私はカメラ初心者であり、人生初カメラがこいつだ。
クセの強いカメラとしても有名だが、クセと仲良くなるのは難しくはなく、満足している。
今回、撮影で使ったものは以下だ。
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