インドネシア バリ島 クタにあるクタビーチ。
静かに寝転び日焼けしている人、読書をしている人、座って波を見ている人、良いロケーションで会話をしている人、サーフィンしてる人。
昔は、強引に物売りが物を売っていたり、ぼったくり、スリなどの犯罪が多く目立ったが最近では取り締まりが強化され、物売りもスリも犯罪も減りました。
しかし油断は禁物!
インドネシア人だけがスリを行うのではなく、外国人観光客もクタビーチでスリを行なっているので注意が必要です!
クタビーチでサンセットを
10歳の頃から親に引き連れられバリ島に年に1度訪れています。
もうバリ島には20回ほど訪れており、クタビーチには100回以上は行っています。
何も用事がなくてもサロンを引いて横になって読書するだけでも気持ちがリセットされます。
私の第二の故郷はバリ島と言っても過言ではないでしょう。
そんな私がクタビーチで体験したことを元に注意点をまとめていますのでご覧ください
・昔のクタビーチ事情
昔、クタビーチと言えば、しつこい物売り、ぼったくり、スリなど観光客にとって安全な場所とは言えない状態で、クタ全体から観光客が減りつつある状態にまで至りました。
現地人のサーファーのナンパ師や、イカサマ博打、など今のクタビーチからは想像できない状態でした。
1人で椅子に座っていると『マッサージ?マッサージ?』『マニキュア〜?マニキュア〜?』『ミチュアミ〜?ミチュアミ〜?(三つ編み)』『シルバー?』と同時に数人が一気に声をかけてくる。
じゃかましわー!!!ゆっくりさせてくれー!!!
そんなことを言ってもおかまないなしで、勝手に髪の毛や肩を触って『マニキュア〜?マニキュア〜?』『ミチュアミ〜?ミチュアミ〜?(三つ編み)』『シルバー?』と言ってくる始末。
そら観光客減っちゃうよねー。
でもなんだかんだで個人的には昔のクタビーチの雰囲気の方が賑やかで、緊張感があって好きだったのですが。
・現在のクタビーチ事情
今は、観光客からの苦情や、観光客が受ける犯罪の多さが問題となってクタビーチに規制ができ、クタビーチから道路の間に塀までできたのです。
つまりはクタの街、役所が治安回復に力をいれるようになりました。
しかし、物売りで生活している人も居ることを考慮し迷惑をかけたり、変なことしたら追放!というルールを設け管理されるようになりました。
物売りはまだ居ますが、しつこくはなくなったので一言断れば済みます。昔を知っていると、少し寂しさをも感じてしまいますが。
ビーチで働く人は管理されているので下手に何もできない状況が出来上がっています。
しかし、押し売り、ぼったくりはなくなりましたが、スリはなくなっていないようです。
クタビーチでの注意点 スリに注意
現地人はクタビーチでスリなんてしないよ。と現地の友達は言います。
それにはちゃんとした理由があり、ビーチから追放されてしまうとビーチで仕事ができなくなってしまいますから、職場を失ってまでスリは行わないということだそうです。
管理もされていますから余所者の現地人もふら〜っとは入りにくい状況ができており、ビーチで働く人は管理者に怪しまれることを嫌がるので、ビーチで働く人も自分を守るために管理をしています。
つまりは、押し売り、ぼったくりが減った理由は、現地人に対して管理が厳しくなったからで、減っていないスリは管理されにくい外国人観光客が行なっているということになります。
クタビーチにはバックパッカーが宿泊するホテルが多くありますのでバックパッカーの仕業としか考えられない。というのが現地人の考え方です。
なので信用できる人はいません。全員敵です。ちゃんと用心していきましょう
・サンセットは盲点になる時間
サンセットになるとみんなの目は太陽に自然と行ってしまいます。
みんなカメラを構えてベストショットを撮っていますが、その時こそ危険で油断してはいけません。
首からかけられる防水ポーチに貴重品を入れるようにしましょう。
できれば透明ではなく、中が見えない方が良いですね。
・クタビーチは綺麗ではない
残念ながら砂浜にはゴミが落ちています。
タバコの吸い殻、瓶の破片、木の枝など足に刺さったり、切ったりするようなものが平気で落ちていますので決して裸足で歩かないようにしましょう。
特にお子さんには要注意が必要です。
私はクタビーチでは泳ぎませんのでスニーカーで行ってますし、泳ぐとしても水陸可能なものを履くことになると思います。
一度、スネを切った白人男性を見てからは気をつけて歩くようにし、極力動き回らないようにしています。
・サーファーに注意
クタビーチでサーフィンを行なっているほとんどの人が素人です。
なので平気でぶつかってきますし、ボードがピューんと飛んできます。
個人的にはクタビーチには入らない方が良いと考えています。
2ヶ月間バリ島に滞在していましたが、その間にサーファーとの接触事故を何度か見ていますので確率で言うと交通事故を見る確率よりもはるかに高い印象です。
・緑色の水着を着てはいけない
緑の伝説というバリ島の都市伝説があります。
バリ島は魔術を信じている人がたくさん居ます。
ブラックマジック(黒魔術)とホワイトマジック(白魔術)があり、人を呪うのが黒魔術でそれを解放するのが白魔術です。
黒魔術で人が死ぬこともありますし、病気止まりなどさまざまな悪いことを起こせるそうです。
ガチで彼らは信じています。
そのように緑の伝説も信じられています。
・緑の伝説
昔、バリ島で大勢のサーファーが溺死した事を、ある占い師が解析すると、海底に住む女王の仕業である事がわかった。
女王は恋人欲しさにハンサムなサーファーを海底へと引きずり込むのだと言う。
その溺死した大勢のサーファーの水着の色が緑色だったと言うわけだ。
なので、緑色の水着は女王に狙われやすい。とされているのだとか。
私はビール瓶(ビンタン)を持ちながら足だけ海に浸かっていたが、ビンタンの瓶も緑である事から警告を受けました。
ターコイズのネックレスですら警告を受けたので彼らにとっては相当シビアな問題なのでしょう。
クタビーチにあるお供えは女王のためだとかなんとか。。。。
周辺ビーチオススメ
正直クタ周辺で綺麗なビーチは存在しませんがサンセットは綺麗なものです。
・ジャーマンビーチ
私はクタビーチよりもジャーマンビーチの方が好きです
クタビーチから空港寄りにあるビーチですがしっかりとサンセットも見れますし、売店もあります。
ただ野良犬には注意ですが。昔の野良犬はよく襲ってきてましたが最近の野良犬はあまり襲って来なくなっているので大丈夫かとは思いますが。。。
クタビーチと比べると波も静かなのでサーファーは居ませんが、船がありますので注意してください。
ビーチは石やゴミ、枝などが落ちていてあまりクタビーチと変わらない印象を受けました。
サンセットを見るだけならジャーマンビーチがオススメです!
綺麗なビーチはウルワツに行けばたくさんありますし、ウルワツでもサンセットが見られます。
・ウルワツ寺院
特にオススメはウルワツ寺院のケチャダンス中のサンセットです!
盛り上る熱気の中、日が沈み、沈むにつれてピークも落ち着き、終焉する。
まとめ
スリに注意 落ちてるゴミに注意 サーファー注意 緑の水着着用禁止
クタビーチは特別綺麗なわけではない
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